数日間続く高熱と喉の痛み。扁桃炎はこんな病気!
みなさんは病気の症状はどれが嫌ですか?
熱?
鼻水?
喉の痛み?
下痢・嘔吐?
どれも嫌ですよね(;_;)
息子が久しぶりに高熱を出し、なかなか回復しませんでした。
病院での診断は扁桃炎。
今まではお腹の風邪が最強で最悪と思っていましたが、高熱が下がらないのも親子で精神的に参っちゃうものでした。
そこで今回は、扁桃炎の症状と経過などを記録しておこうと思います。
扁桃炎とはどのような病気?
扁桃腺が炎症を起こすことによって起こる病気のこと。
扁桃腺とは?
扁桃腺とは、大きく口を開けるとのどの奥に見えるアーモンドのような形をした器官のこと。 細菌やウイルスが口から体内へ侵入するのを防ぐのがこの器官の役割になります。
そのため、空気中の病原菌は、鼻・喉・この扁桃腺に付着することがほとんどで、病原菌が何らかの原因によって増殖することで炎症が起こってしまいます。
病原菌増殖の原因は?
風邪・疲労・ストレスによる免疫力の低下
喉の乾燥
急激な気温の変化など
体が弱っていたり菌の勢いが強すぎたりすると、菌に感染しやすくなります。
菌は低温で乾いた場所を好むため、空気が乾燥しやすい冬に繁殖しやすいのも特徴。
また、風邪をひいて鼻がつまっていると口呼吸になり、口の中が乾燥します。
なので、風邪から扁桃炎に移行してしまうパターンも。
扁桃炎の症状
風邪の症状がなかなか良くならない場合は扁桃炎の可能性が。
初期症状が風邪に似ているため、悪化するまで気づかないことが多いのです。
- 38~40度近くの高熱
- 喉の痛み(飲食できないぐらい赤く腫れる、唾液まで飲み込めなくほどになる場合も。)
- 扁桃腺に白い斑点の膿が付着する
- 高熱による頭痛・関節痛・悪寒
- 首のリンパが腫れる
- 耳が痛くなる
などの症状があらわれます。
病院の先生は、風邪と扁桃炎を扁桃腺に白い膿があるかないかで判断しているみたいです。
今回の息子の症状の経過は
【火曜日夜(一日目)】
いきなり悪寒を感じる。38度以上の高熱が出る。
【水曜日(二日目)】
朝病院で受診。
朝の時点で37度台に下がっていたことと、熱以外症状がなかったので薬の処方なしで帰宅。
午後から一気に40度近くまで上がり下がらない。
高熱による悪寒、頭痛、関節痛を訴え食欲もない。
【木曜日(三日目)】
朝も熱が下がらず、一度嘔吐。
喉の痛みも出てきたようでもう一度病院へ。
高熱が続く状況と、喉に白い斑点の膿が付着しているのを先生が確認し、 扁桃炎かな?と言われる。
細菌感染を疑い、抗生物質を処方してもらう。
【金曜日(四日目)】
喉の痛みはあるものの、水分も摂れて食欲も少し出てきた。
しかし熱は全く下がらない。
【土曜日(五日目)】
やっと熱が下がる。
もう一度病院で受診し、もう二日分抗生物質を処方してもらう。
食欲も戻り、妹と騒ぐ元気もやっと出てきた。
【日曜日(六日目)】
全てが普通に戻った。通常運転。
・・・という経過を辿りました。
最初はインフルエンザかと思いました。
体力の消耗が激しいだろうから、熱さましも使った方がいいと言われましたが。全然効かず。
朝も夜中もずっと高熱だったので、けいれんとか起こすんじゃないかとかなり気を張りました・・・。
ずっと水分を自分で摂ることができたのが不幸中の幸い。
あとは娘や私にうつっていないことだけを祈るばかりです・・・
まとめ
予防はやはりうがいと手洗いをすることです。
長く続く風邪かな?と放置することも厳禁です!!
慢性的な炎症が続くと、腎臓や他の臓器にも影響が出たり重症化してしまうこともあるそうです。
おかしいなと思ったらすぐに病院へ。
先生は的確に判断してくれます。