子供の溶連菌感染症。どんな症状で、いつまで登園禁止なの?
息子が溶連菌感染症を初体験しました。
一か月に一回ペースで感染症にかかっていますよ・・・。
この季節、やはり怖いです。
気をつけていてもなってしまうものはしょうがない!
病気の経過を記録しておき、次回なってしまった時も慌てずに対処できるようにしたいものです。
溶連菌感染症とはどのような病気?
溶連菌感染症とは一体何?
溶血性連鎖球菌(溶連菌)という菌による感染症です。
風邪と同じような症状を起こし、体に発疹が出たり、急性腎炎やその他合併症を起こすことも。
原因は?
溶連菌が咳やくしゃみで飛び散り(飛沫感染)それを吸い込み感染します。
感染~発症までの潜伏期間は約2~7日。
症状は?
風邪の症状と似ています。
- のどが急激に痛くなる(飲食が苦痛になるぐらい痛くなる)
- のどや口の中が真っ赤になる
- 舌にいちごのようなブツブツ(いちご舌)ができることもある
- 急激な高熱
- 感染して1~2日すると、赤い小さな発疹が首や胸、手首、足首に出て全身に広がる
治療は?
熱や発疹の様子で判断してもらえますが、のどの粘膜の検査(数分)で確実に診断をつけることができます。
その後抗生物質を5~10日服用を続ける必要があります。
(2~3日位で症状は軽くなるが、治ってきたからと勝手に薬をやめない)
合併症は?
症状が軽くなって安心していても、体内に菌が残っていると急性腎炎やリウマチ熱などの合併症に繋がる恐れがあります(回復後、2~4週間してから)。
- 顔がむくむ
- 尿が出にくい、色がおかしい
- 動悸・息切れ
など出たら再度受診しましょう。
とにかく処方された抗生物質をきちんと飲み切ることが大切です!
保育園、幼稚園、小学校はいつまで休む?
溶連菌感染症は、感染性があるため発症から2~3日は休む必要があります。
しかし、インフルエンザのように「何日間」というような明確さはありません。
抗生物質を服用し始めて24時間経過すると感染力が大体なくなるといわれているので、最低「受診日と次の日」までは休むことが求められているようです。
(もちろん熱が下がり、普段通りの生活ができるようになってから)
そして、医師に指定された頃に再度受診し、登園許可をもらいます。
園や地域によって、医師が記入した「登園許可証」などを提出しなければならないことがあるため、登園する前に確認しましょう。
息子の症状の経過。発症~治るまで
【月曜日~火曜日あたり】
赤く小さいブツブツが上半身に少し出ていた。「肌荒れかな?」といつもよりスキンケアを入念にした。
【水曜日】
午前:保育園で急に高熱が出る。のどがとても痛いと訴える
午後:病院を受診。抗生物質服用開始。夜まで高熱。
【木曜日】
朝になるとすっかり熱が下がる。食欲・元気もあり一安心。
【金曜日】
病院を受診。登園許可をもらう。
発症初日だけが辛かったのかな、という印象でした。
激しい喉の痛みもあるようでしたが、普通の風邪みたい。
でも、これを病院へ行かず放置していたら、保育園で菌をばらまいていたかもしれない・・・と考えると恐怖です。
まとめ
2~10歳ぐらいの子供がかかることが多いといわれている溶連菌感染症。
しかし、大人にもうつる可能性も十分あります。
小さいお子様がいるご家庭は要注意!
激しい喉の痛み、高熱が出たらすぐに受診を!